大きな劇場で有名人が出演しているような、テレビなどで宣伝している演劇ではなく、小規模の劇場で上演する演劇のことです。小規模の劇場ですので、もちろん同時観劇出来るお客さんの数も少ないです。私は、高校で演劇部だったこともあり、友人が創設した劇団が上演するお芝居に誘われたり、その友人に誘われて、面白いと言われている劇団の演劇を観に行ったりする機会があります。都内では池袋や中野、新宿なんかにも劇場があります。有名な所だと下北沢の小劇場地帯もあります。200人、300人という規模の劇場も小劇場として分類されますが、自分は、100人規模の劇場に観に行くことが多いです。50人程度の劇場では、パイプ椅子や、ベンチ椅子と呼ばれる3から5人が同じ椅子に座るタイプの椅子が客席として設置されています。
座ったことのある方なら分かると思いますが、どちらの椅子も、上演時間の間座り続けていると、腰にもお尻にもかなりの負担がかかります。もし、観劇する機会がありましたら、バスタオルなどを持参して、腰の後ろにクッションを作ることをオススメします。小劇場での演劇の面白さは、なんと言っても「演じている役者さんとの距離がとても近い」という所です。劇場そのものが小さい為、お芝居をする空間と観ている空間との垣根がとても低いんです。お芝居を観ているお客さんを役者さんがいじる、なんて言うことも良くあります。役者さんが突然「ご来場いただいた皆様の中から先着1名様に今回の脚本をプレゼントします。欲しい方は、元気よく手を挙げて下さい。
」とか、「もういい。俺は今からお客さんになる。」と言い出した役者さんが舞台からおりてきて、「こちらの席よろしいですか」と空席に座ったり。面白いです。もちろんお話も面白かったですが、役者さんに隣に座られたお客さんは、舞台を観るべきか、お隣の役者さんを観るべきか、おろおろしてました。もちろん、それは小劇場の面白みのひとつとして、お客さんも飲み込んでいたようですが。