観客を笑わせ泣かせる大衆演劇が大好きな私

ずいぶん前ですが、私は、演劇は、演劇でも、大衆演劇を観に行きました。大衆演劇とは、全国をまわる旅役者の劇団が、踊りやお芝居などで、観客の心をつかみ、泣かせて、笑わせるショーです。私は、年配の知人に連れられ、初めてこの大衆演劇を見て、その華やかさに圧倒されました。花形スターなる役者、客席から、何度も声がかかるのです。そして、ファンの方たちが、次々に一万円で作ったレイをその花形スターの首にかけます。それは、驚くようなシーンでした。また、時代劇のお芝居は、観客を笑わせ、そして、ホロっとさせ、泣かせるのです。私の目の前に座るおばぁちゃんたちは、芝居を見ながら、目にハンカチを当てていました。子供の役者もうまく、それに、何といっても可愛らしく、拍手喝さいです。普段、時代劇など、テレビや映画でしか観たことない私でしたが、最後には、大衆演劇の楽しさに引き込まれていました。劇団の役者さんでお芝居がしたいのなら、俳優さん、女優さんになればいいのに、それとは、少し違うのでしょうね。大衆演劇というだけあって、大衆のための劇団です。きれいな白塗り、早変わり、今も、覚えています。鮮やかな着物、大きなカツラ、花形スターの流し目、どれをとっても、素晴らしいです。最後、観客が、帰る時には、座長をはじめ、花形スターや劇団員が、出口で見送ってくれました。私は、舞台を観せていただいたお礼を言いつつ、握手をしてもらいました。他のお客さん方も、握手したり、話したりしています。はじめ、私は、大衆演劇など興味なかったのですが、知人にきてよかったと言いましたら、「今度は、一万円札のレイを持ってこないとね。」と言われました。

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